【投稿日:2021/2/23、更新日:2021/2/26】
こんにちは。
PGAツアーは、ついにアメリカ本土西海岸シリーズが終了し、
今週からは東海岸に移動し、4週連続でフロリダ州が舞台となります!
本来であればメキシコでの開催ですが、今年はコロナ禍でフロリダ開催となりました。
松山英樹プロの自宅のある地域なので、久々に?家でゆっくりできるのではないでしょうか。
連戦が続くので、ほんのつかの間の休日という感じだと思いますが。。
話がそれましたが、この記事では2月25日に開幕するPGAツアー、WGCワークデイ選手権の大会情報をまとめました。
WGCは、World golf championshipということで、世界ゴルフ選手権です。
WGCは、年4回開催されてきましたが、今シーズンは秋開催のHSBCチャンピオンズがありませんでしたので、今大会が初戦となります。
今後は、以下の2試合が予定されています。
・3/24~28 WGC・デルテクノロジーズ・マッチプレー
・8/5~8 WGC・フェデックス・セントジュード招待
ビックマッチがたくさんあって楽しいですね!
この記事で紹介する事柄
- 出場資格など、どんな大会か?
- どんなコースで開催されるか?
- 過去の優勝者など、この大会を得意としている選手は?
- 松山英樹プロの過去の成績は?
大会概要・出場資格・2021年の主な出場者
大会概要
- 賞金総額;$10,500,000
- 優勝賞金;$1,820,000
- FedExCupポイント;550
賞金額もフェデックスカップポイントも大きくなっていて、大会の格が高くなっています。
- 1999年スペイン開催としてスタートCC
- 2007年からトランプ・ナショナル・ドラールでの開催
- 2017年からメキシコ開催となる
- 優勝すれば3年間のツアーシードが与えられる
出場資格・2021年の主な出場者
- 世界ランキングTOP50(2/15まで)
⇒ダスティン・ジョンソン、ジョン・ラーム、ジャスティン・トーマス
・・・
⇒松山英樹(23位) - 前シーズンフェデックスカップポイントTOP30
- 2020 Race to DubaiランキングTOP20
- 最新のRace to DubaiランキングTOP10(2/8まで)
- 前年の日本ツアー成績上位
⇒稲森祐貴 - オーストラリアツアー成績上位TOP2
- サンシャインツアー成績上位TOP2
- アジアPGAツアー成績上位TOP2
>>(参考)Inside the Field: World Golf Championships-Workday Championship at The Concession
ゴルフ世界選手権というビックタイトルで、基本的には世界ランキングTOP50が出場資格となっています。
4大メジャー大会と同じでまさにトップランカー達の争いですね。
日本からは、松山英樹プロが世界ランキング23位での出場となります。
また、稲森祐貴プロが日本ツアー上位選手枠で出場します。
開催コース
コース名
ザ・コンセッション・ゴルフクラブ
The Concession Golf Club
Course Yardage
7,564yards・Par72
フロリダ州ブレーデントン
時差:日本時間−14時間
コースの概要
- ジャック・ニクラスとトニー・ジャクリンにより設計された
- アメリカのゴルフダイジェストにより、最も美しいプライベートコースと名付けられた
- 2015年にNACC(全米大学)選手権が開催され、ブライソン・デシャンボーが優勝した
池がからむのが12ホールあるということで、マップを見ると池ばかりに見えますね。
全体の距離が7500ヤード超えで、距離も長いコースとなっています。
過去の優勝者(WGCメキシコなど)
直近10年間の優勝者(スコア)
- 2020 パトリック・リード(-18)
- 2019 ダスティン・ジョンソン(-14)
- 2018 フィル・ミケルソン(-16)
- 2017 ダスティン・ジョンソン(-14)
- 2016 アダム・スコット(-12)
- 2015 ダスティン・ジョンソン(-9)
- 2014 パトリック・リード(-4)
- 2013 タイガー・ウッズ(-19)
- 2012 ジャスティン・ローズ(-16)
- 2011 ニック・ワトニー(-16)
2017年からのWGCメキシコでは、ダスティン・ジョンソンが2回優勝、それまでにも1回優勝しているので、大会自体は3回優勝しています。WGCに良いイメージを持っているのでしょう。
また、パトリック・リードも2回優勝しており、今大会はディフェンディングチャンピオンとして臨みます。
この二人は、今シーズンもすでに勝利していて好調なので、今大会の優勝も十分に期待できます。
ただ、これまでと違うコースでの開催なので、どのような展開になるか注目です。
パワーランキング(PGAtour.com)・優勝予想
1_ダスティン・ジョンソン
2_ザンダー・シャウフェレ
3_トニー・フィナウ
4_ジョン・ラーム
5_ビクトル・ホブラント
6_ティレル・ハットン
7_ダニエル・バーガー
8_ローリー・マキロイ
9_ブライソン・デシャンボー
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・
>>(参考)Power Rankings: WGC-Workday Championship
松山英樹プロはランク外でした。。
今回は20位までピックアップされていましたが、そこにも入れなかったのは、やはり直近の成績が良くないことが考慮されているように思います。。
やはり優勝最有力は、3度の優勝経験があり好調が続いているダスティン・ジョンソン。
サウジインターナショナルを優勝した後、前週のジェネシス・インビテーショナルでも常に上位でゴルフをしていたので、好調が続いていると考えて良いです。
ダスティン・ジョンソンは、WGC全部でいえば勝利数が歴代2位で6勝しています。
なので、WGCには良いイメージを持っていることでしょう。
ちなみに歴代1位はタイガー・ウッズで、18勝という圧倒的な実績を誇っています。。
今大会は予想が難しいですが、ショット力の高いザンダー・シャウフェレが活躍するのではないかと。
今シーズン好調を維持していますが優勝はできていないので、トップを狙っていることでしょう。
ブライソン・デシャンボーも学生時代に優勝したときの良いイメージを持っていると思うので、どんなゴルフを見せてくれるのか注目したいです。
松山英樹プロの過去成績
2014年から基本的には毎年出場しています。
TOP10は昨年の一度ですが、ほぼ上位で安定しています。
- 2020 6位(-13)
- 2019 19位(-5)
- 2017 25位(-3)
- 2016 35位(+4)
- 2015 23位(+2)
- 2014 34位(+6)
過去の出場試合結果一覧>>松山英樹まとめ【プロフィール/獲得賞金/出場予定/試合結果】
前試合のジェネシスでは珍しく予選落ちし、これまで得意としてきたフェニックスオープンでは、思うようなゴルフができなかったというところを見ると、調子はあまり良くないように見えます。
体調が悪くなければ良いのですが。。
ただ、ジェネシスではこれまで苦戦していたパターが改善されていたので、ビックスコアを出す準備は整っているような気もします。
直前に本人コメントが出ていましたが、コースについては難しそうな印象だということでした。
ショットは、爆発的スコアを出せたソニーオープンで良かったが、それを継続できていないという自己評価でした。確かにあれが続いたら大変なスコアが出ますが。。
また、パターについては、不安はあるものの、前週で自信がついてきている印象でした。
ケプカが突然フェニックスを優勝したように、好不調は紙一重だと思うので、素直に今大会での活躍を期待します。
それに、WGCというくくりでいけば、タイトルを二度も獲ったことがあるので、同じような大舞台でトップを走るイメージを思い出して欲しいですね!
ジェネシス>>ジェネシスインビテーショナル【結果/PGAツアー/松山英樹】
WMフェニックスオープン>>WMフェニックスオープン【結果/PGAツアー/松山英樹】
いよいよWGC開幕。
マスターズをはじめとするメジャー大会が近づいてきた雰囲気も出てきました。
トップ選手が集結する試合が連続していきますが、この連戦でどのような結果を残せるでしょうか。
期待しましょう!!
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