【投稿日:20201/4、更新日:2022/10/9】
筆者は現在ベストスコア白ティーから84、青85というゴルファーです。
最近のゴルフ成績>>2020年ゴルフラウンド振り返り
そんな筆者がゴルフを始めたときに、一番初めに立てた目標は100切りでした。
GDOのデータによると、日本で平均スコア100未満のゴルファーは、わずか3割。
また、達成した人のうち、3年以下で達成したのは約半数で、達成までに長い時間がかかる人も多いようです。
>>(参考)GDO;100切りを達成している割合と期間
それを考えると、100切りするには練習にも工夫が必要なのではないでしょうか。
この記事で紹介する事柄
- 初心者のとき、どんな練習をしていたか
- 100切りにどれくらいかかったか
- 100切りのための練習方法
これらは、初心者から100切り達成までの筆者の実体験に基づいたものです。
筆者の経験~初めてのゴルフ・レッスン編
ゴルフを始めたきっかけ
筆者は、2015年にゴルフを始めました。
当時、職場の若手の中でゴルフが流行っていて、誘われたことがきっかけです。
中学時代に野球をしていたので、それなりに打てるだろうと思っていました。
一方で、高校・大学でもスポーツ(陸上競技)をした経験から、「ただ単に練習をしても上達しない」、「闇雲な練習では逆効果になってしまうかもしれない」、と考えていました。
そこで、変に自己流になってしまう前に、初めてクラブを握るところから正しい基礎を身につけようと考え、レッスンに行くことに。
完全に初心者の状態からレッスンに行くのは勇気が要りましたが、
インターネットで検索して、近くの練習場でレッスンをやっていることを知り、申し込んで行ってみました。
初日は、手ぶらでレッスンに行き、言われるがまま練習場の売店でグローブを買い、グリップ・素振りから始めて9番アイアンを練習。
その後、レッスンはおよそ月に2~4回のペースで通いました。
レッスンでは、常に基礎練習でした。
主なレッスン内容
- グリップの確認
- アドレス(前傾)の確認
- ボールの位置、クラブフェースの向きの確認
- 7番アイアンのハーフショット
- 打球の確認(捕まって左はOK、左から左や右へのスライス球はNG)
レッスンのない日の自主練では、スイングが崩れてしまって、自分では元に戻せないし、もがいてもがいて、次のレッスンで戻してもらうという繰り返しでした。
今からすれば、初めにレッスンにいったのは本当に良い選択だったと思います。
レッスンに行っても自主練したら崩れて大変だったのに、行かなかったらどうなっていたか。。
また、様々な知識(練習方法、ゴルフ理論や考え方)を得られたことも良かったです。
私の経験~自己流編
転勤(福岡⇒兵庫)に伴って、4か月ほど続いたレッスン通いは突然終了に。
レッスンでは、ちょうどドライバーを教えてもらう時期でしたが、転勤が決まってからの時間もなく、ドライバーはほぼレッスンなし。。
ちなみに、この4か月のベストスコアは114。
ここからが完全に自己流となり、転勤の影響でゴルフをやらなくなり、ということが重なって、上達がストップ。
その結果、100切り達成は、ゴルフを初めて3年目(19ラウンド目)となりました。
100切り達成までのスコア推移(アプリにある限り)
自己流でのゴルフは、練習やラウンドで気づかないうちに形が崩れることがよくありました。
具体的な症状として、スライスが出る、シャンクが止まらない、修正のために基礎練習としてハーフスイングしたら余計に崩れる、などいろんな症状を経験しました。。
そんな中、100切りを目指すためにやっていた練習方法を紹介します。
- ①スイングの動画撮影
- ②ショートアイアン(9I)の練習
- ③アプローチの練習
- ④ティーショット用に3Wの練習
- ⑤ゴルフ中継の視聴(トップ選手のプレーを観る)
100切りを目指すための練習方法
①スイングの動画撮影
当時の一番の問題点は、突然スイングが崩れて自分で戻せなくなるということでした。
これだと練習をしない方がましだとさえ思ってしまいました。
そこで始めたのが、自分のスイングの動画撮影です。
当時はスマホで撮影し、後で何度もフォームチェック。
すると動画と自分の感覚は違っていて、感覚だけではうまくなれないことを実感しました。
②ショートアイアン(9I)の練習
スコアを作るために基本となるのはアイアンショットだと思います。
特に初心者の場合は、ティーショットしてからグリーンオンするまでに何打もかかるため、必然的にアイアンショットの機会が多くなります。
そこで、アイアンを曲げずに打つ確率を高めようと思い、9Iの練習に最も時間を費やしました。
これで基礎ができれば、アプローチなどの下の番手は自然と打てるようになるので、とても効果の高い練習方法だったと感じています。
また、ラウンドでは、ラフや傾斜によってショットの難易度が様々ですが、ショートアイアンは大きいミスが出にくいので、不慣れな初心者にはおすすめです。
実際にラウンド中でも、無理せず9Iを選択することで、トラブルショットにならないように心がけました。
距離が残ったとしてもスコアメイクにつながることも多いので、ぜひ実践してみてください。
③アプローチの練習
ショートアイアンでショットの基礎を修得できれば、アプローチの基礎も修得したようなものです。
特に100切りということでいけば、クラブ選択と振り幅で距離を調整するという基本を実践するだけで十分うまくいくはずです。
サンドウェッジやアプローチウェッジで、どれくらいの振り幅ならどれくらいの距離が出るか、というのを確認しておき、後は再現性が高まるように練習を繰り返します。
100切りを達成した当時はこれくらいのことしかやっていませんでしたが、グリーンオンする確率がどんどん改善されました。
④ティーショット用に3Wの練習
私はほとんどの練習時間をアイアンに割いていたので、アイアンの延長線上としてフェアウェイウッドのほうが打ちやすく感じていました。
そこで、フェアウェイウッド(3W)をティーショットのクラブとして練習することに。
難しいという意見もありますが、ティーアップした状態だと特別に難しい印象を持つ必要はないと思います。
また、最近の3Wはドライバー並みに飛ぶし、優しい(曲がり幅が小さい)ので、使いやすいのではないかと思います。
これについては、クラブセッティング紹介の過去記事にも書きましたので参考にしてください。
クラブセッティングの過去記事はこちらから
その他にも、ドライバーという特徴の異なるクラブを練習しない分だけ、練習効率を高めることができる利点があります。
初心者のうちは、いろんなことに手をつけるよりも、やることを選択・集中した方がスコアアップには効果的・効率的です。
⑤ゴルフ中継を観る(トップ選手のプレーを観る)
>>ゴルフネットワークプラス(PGAツアー・ゴルフ番組など)
ゴルフ中継を観るのは楽しみの一面が大きいですが、今振り返ってみるとアプローチやパターのイメージを作るのにとても役立っています。
初心者は、アプローチやパターの寄せ方の知識をあまり持っていないので、ゴルフ動画、テレビ中継やネット中継を活用して、うまい寄せ方を学ぶことをおすすめします。
特に傾斜をうまく使った寄せは、いろんなプレーを数多く観て、知識として持っておいて損はないです。
有料会員登録が必要ですが、ゴルフネットワークはいつでもゴルフを観ることができるので、楽しみ半分・勉強半分でよく観ています。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、私の経験をもとに100切りのための練習方法を紹介しました。
このサイトでは、他にもおすすめのYoutubeのゴルフレッスン動画も紹介してますので、参考にしてください。
また、松山英樹プロの応援ページも随時更新しています。
少しでもみなさまのお役に立てれば幸いです!
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