ジェネシスインビテーショナル【大会情報/PGAツアー/松山英樹】

PGAツアー

【投稿日:2021/2/15、更新日:2021/2/23】

こんばんは。

PGAツアーは、アメリカ本土西海岸シリーズ第5戦目。
今週は、カリフォルニア州のロサンゼルス近郊が舞台です!

松山英樹プロは、フェニックスからの中1週のオフをロサンゼルスで過ごしているようですね。

話がそれましたが、この記事では2月18日に開幕するPGAツアー、ザ・ジェネシス・インビテーショナルの大会情報をまとめました。

タイガー・ウッズが、ホストを務める大会になります。

この記事で紹介する事柄
  • 出場資格など、どんな大会か?
  • どんなコースで開催されるか?
  • 過去の優勝者など、この大会を得意としている選手は?
  • 松山英樹プロの過去の成績は?
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大会概要・出場資格・2021年の主な出場者

大会概要
  • 賞金総額;$9,300,000
  • 優勝賞金;$1,674,000
  • FedExCupポイント;550
  • 1926年ロサンゼルス・オープンとして発足し、ツアーで7番目の歴史があるCC
  • 1929年からリビエラカントリークラブでの開催が始まる(一時別会場)
  • 1987年から2007年まで日産がスポンサーとなり開催
  • 2008年から2016年までノーザントラストオープンとして開催
  • 2016年から2019年までジェネシスオープンとして開催
  • 2020年から招待試合に格上げされ、ジェネシスインビテーショナルとして開催
  • アーノルドパーマーインビテーショナル、メモリアルトーナメントと同等の格付け
  • 出場者は120名、優勝すれば3年間のツアーシードが与えられる

出場資格・2021年の主な出場者
  • 過去のジェネシス優勝者
    ⇒ダスティン・ジョンソン、アダム・スコット、バッバ・ワトソン
  • プレイヤーズ選手権優勝者(2016-2019)
    ⇒ローリー・マキロイ
  • メジャー(全米・PGA・マスターズ)優勝者(過去5年間)
    ⇒ブライソン・デシャンボー、ジャスティン・トーマス、ブルックス・ケプカ
  • メジャー(全英)優勝者(2016-2019)
    ⇒ジョーダン・スピース
  • WGC-HSBCチャンピオンズ優勝者
    ⇒ザンダー・シャウフェレ
  • メモリアルの過去3年優勝者
    ⇒パトリック・キャントレー、ジョン・ラーム
  • PGAツアー過去1年以内の優勝者
  • 前年の全米アマチュア優勝者
  • 前回のプレシデンツカップアメリカチームメンバー
  • 前回のプレシデンツカップ世界チームメンバー
  • 2019-2020グリーンブライヤーから2021WMフェニックスまでのフェデックスポイント上位125位
    松山英樹
  • スポンサー招待(2018-19FedExCup/2019Korn Ferry tour)
  • スポンサー招待(Members not otherwise exempt)
  • スポンサー招待(自由枠)

>>(参考)Inside the Field: The Genesis Invitational

PGAツアーの中でも格上の大会なので、トップ選手がたくさん出場する大会です。

日本からは、松山英樹プロのみが出場します。

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開催コース

コース名
リビエラ・カントリークラブ
The Riviera Country Club

Course Yardage
7,322yards・Par71

カリフォルニア州パシフィック・パリセーズ(ロサンゼルス近郊)
時差:日本時間−17時間

コースの概要
  • リビエラグループ(日本企業)により運営されている
  • 過去に全米オープン、全米プロゴルフ選手権が開催されたことがある
  • タイガー・ウッズが16歳でPGAツアーデビューしたコース
  • 10番の短いPar4が名物ホールで、ジャックニクラスが世界最高のPar4の一つと称した
  • ゴルフ場の周りはセレブな住宅街となっていて眺望が良く人気がある
  • 選手はだいたい車で20分に位置するサンタモニカに滞在している
  • (番外編)イチローが結婚式を挙げた場所
名物ホール(10番)


>>(参考)pgatour.com_hole locations

300ヤード前後の短いPar4となっていて、直線距離では290ヤードくらいなので、距離的には十分にワンオン・イーグルが可能となっています。
ただし、グリーン幅が非常に狭く、周りをバンカーに囲まれているため、ダブルボギーなどトラブルも多いホールとなっています。
特に最終日など奥にピンがきってあるときは難しいホールとなります。

このホールの攻略のカギは、ティーショットを成功することです。
手前の花道に置いて次のアプローチを打つことが理想です。
ミスをすることを考えると、左に外すほうが良くて、右のラフに外してしまうと、セカンドをグリーンに止めることが難しくなります。

このホール自体のパーオン率は、75ヤード以内のパーオン率でみるとツアーの中で最も低い値となっていますが、特に右ラフに外したときは75ヤード以内だというのに40%を切ってしまうほど難しくなります。

これだけの世界トッププレーヤーが出る試合で、この数値ということは、どれだけ難しいかということですね。

ここでダブルやトリプルボギーが出ることもあるので、バックナインの最初からスコアが大きく動きそうです。
ちなみにその後の12番から15番まで難しいホールが続くので、バックナインの争いを演出する見どころ満載のコースになっていますね。

今大会は、ぜひ名物の10番ホールに注目しましょう!

グリーンが難しい

グリーンがポアナ芝で独特の「くせ」によって苦戦する様子がよく見られます。
この大会では、普段パターの名手と呼ばれる選手が短いパターで3パットしてスコアを崩すことが普通にあります。

コンパクションが硬くなっているようで、刈り込んであるグリーンでは、ボールが止まらずに傾斜を転がり落ちるという場面がよくあります。
また、グリーンの速さが毎年だいたい12.5フィートくらいのセッティングということで、比較的早い設定になっているのも難しくなっている要因の一つです。

こういったことがあるので、予選カットのスコアが毎年イーブン前後になるのではないかと考えられます。

ここでスコアを出すには、グリーンを攻略することが条件になってきそうです。

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過去の優勝者

直近10年間の優勝者(スコア)
  • 2020 アダム・スコット(-11)
  • 2019 J.B.ホームズ(-14)
  • 2018 バッバ・ワトソン(-12)
  • 2017 ダスティン・ジョンソン(-17)
  • 2016 バッバ・ワトソン(-15)
  • 2015 ジェイムズ・ハーン(-6)
  • 2014 バッバ・ワトソン(-15)
  • 2013 ジョン・メリック(-11)
  • 2012 ビル・ハース(-7)
  • 2011 アーロン・ハデリー(-12)

何といってもこの10年間で3度優勝しているバッバ・ワトソン
3度の優勝は素晴らしい戦績!
相性抜群ですね。
ドッグレッグを逆球で攻略するなど、個性のある魅せるプレーができて最高です。

ちなみに現在ホストになっているタイガーは、ここでまだ一度も優勝できていません。
10回以上出場した大会で優勝したことがない唯一の大会のようです。
(逆にそれもすごい。。)

また、最近のPGAツアーでは若手選手が爆発的なスコアで優勝するパターンをよく見ますが、
この試合の歴代優勝者を見ると、どちらかと言うとベテランが優勝する傾向にあるようです。

昨年の優勝もベテランの域に入っているアダム・スコットでした。

距離もそこまで長くはないので、経験値のほうが重要なのでしょうか。

2019年にジャスティン・トーマスが最終日に75をたたいて優勝を逃す、といったこともありました。

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パワーランキング(PGAtour.com)・優勝予想

1_ダスティン・ジョンソン
2_ザンダー・シャウフェレ
3_ジャスティン・トーマス
4_ジョン・ラーム
5_ローリー・マキロイ
6_トニー・フィナウ
7_ブライソン・デシャンボー
8_パトリック・キャントレー


>>(参考)Power Rankings: The Genesis Invitational

松山英樹プロはランク外でした。。

直近の上位フィニッシュができていない状況が考慮されたのでしょう。
ただ、後述のとおり、過去をみると良い成績を残しているので、十分期待できると思ってます。

さて、優勝最有力は、優勝経験があり好調が続いているダスティン・ジョンソン。
サウジインターナショナルを優勝した後、前週のぺブルビーチを回避して、力を蓄えているように感じます。

私の予想は、8番手にあがっているパトリック・キャントレー。
2019年にジャスティン・トーマスが最終日のバックナインで苦戦したように、
パターが難しいように思うので、パターが入ることが条件になってくるかなと。

ペブルビーチで初日62を出して3位タイに入るなど状態も良いので、有力なのではないでしょうか。

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松山英樹プロの過去成績


2014年から基本的には毎年出場しており、ほぼ上位にきています。
予選落ちは一度ありますが、相性は良いのではないでしょうか!

  • 2020 5位(-8)
  • 2019 9位(-7)
  • 2017 予選落ち(+6)
  • 2016 11位(-8)
  • 2015 4位(-5)
  • 2014 23位(-5)

過去の出場試合結果一覧>>松山英樹まとめ【プロフィール/獲得賞金/出場予定/試合結果】

前試合のフェニックスオープンでは、得意としてきた大会で思うようなゴルフができなかったようですが、
優勝したケプカも突然優勝したので、調子の良さは紙一重なところがあるのでしょう。

特に最終日はパターが良くなってきた印象だったので、今週はそこも注目したいです。

WMフェニックスオープン>>WMフェニックスオープン【結果/PGAツアー/松山英樹】

さて、トップ選手が集結する格上試合で、どのような結果になるでしょうか。

また、ここからのPGAツアーは、格上の試合が続きます。

まずはその初戦、期待しましょう!!

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