【投稿日:2021/3/28、更新日:2021/3/29】
こんばんは。
PGAツアー 2020-2021シーズン WGCデルテクノロジーズマッチプレーの結果です。
WGCということで、ツアーの中でも格上に位置づけられる大会です。
>>PGAツアーガイド(スケジュール/開催地/松山英樹)
コース情報、過去の優勝者や松山英樹プロの過去成績などの大会情報は、過去に記事としてまとめていますので、そちらを参照してください。
過去記事(大会情報・過去成績)
>>WGCデルテクノロジーズマッチプレー【大会情報/PGAツアー】
この記事では、グループステージと決勝トーナメントを表や図を使ってまとめて結果がよくわかるようにしています。
公式ホームページよりも見やすくするように心がけましたので、ぜひ見ていただければと思います。
グループステージ
グループ1
グループ1は、大本命のダスティン・ジョンソンが敗退。。
グループ2
グループ2は、今大会で最も注目が集まる「死の組」となりました。
世界ランキング2位のジャスティン・トーマス、メジャーチャンピオンのルイ・ウーストヘーゼン、そして過去の優勝者であるケビン・キズナーとマット・クーチャー。
誰があがっても全くおかしくない中、勝ちあがったのはランキング上は最下位のマット・クーチャー。
お互いに2勝で迎えた3戦目で、キズナーとの直接対決を制しました。
グループ3
メジャーチャンピオンのシェーン・ラウリーもいて、なかなか簡単でない組となりましたが、ジョン・ラームが順当に勝ち上がり。
グループ4
ランキング最上位のコリン・モリカワはショットで見せ場を作るも勝負には勝てず敗退。
パワーランキングで4位に推されたビリー・ホーシェルが勝ち上がり。
グループ5
このコースは比較的狭いので、飛距離のアドバンテージを生かせずにデシャンボーは敗退。
トミー・フリートウッドがショット力を発揮して勝ち上がり。
グループ6
ザンダー・シャウフェレとスコッティー・シェフラーのプレーオフに。
シェフラーが勝ち上がり。
ザンダー・シャウフェレは、上位に入るも今シーズン優勝がなく、残念ながら勝負強さが見られていません。。
グループ7
パトリック・リード、ホアキン・ニーマンという今シーズン好調の選手が入ったこの組は、バッバ・ワトソンが勝ち上がり。
マッチプレーの強さを見せてくれました。
グループ8
このグループはまさかの欧州組が集結。
リー・ウエストウッドが好調を維持して勝ち上がるかと思いきや、ガルシアとのプレーオフに。
ガルシアは劇的なホールインワンで決着をつけて勝ち上がり。
ショットの好調さが印象に残りました。
>>劇的なホールインワンはこちら
グループ9
ウェブ・シンプソンとポール・ケイシーの2強を破ったマッケンジー・ヒューズが勝ち上がり。
グループ10
松山プロは、1stラウンド、2ndラウンドと連敗を喫して早々に敗退が決まってしまいました。
1stラウンドは、オルティスがバーディーを先行させて3ホールで3upとロケットスタート。
4番バーディーで取り返すも差が詰まることがなく、自滅もあり。。
2ndラウンドは、6バーディーを奪ったものの1upでの負け。
3番ホールを取られて先行されてからタイに戻すことがあってもリードを奪えなかったのがつらいところでした。
3rdラウンドは、一矢報いる戦いで、ランキング上位のパトリック・キャントレーと。
3連続バーディー2回を含む7バーディー、1イーグルの大爆発。。
相手が実力者だと本領発揮するのでしょうか。
調子が良ければ、いつでもトップクラスの実力なのに。と観てる側も悔しい結果でした。。
マスターズに向けて、連戦となることが発表されました。
この調子が継続できれば、絶対に良い結果を出してくれると思います。期待しましょう!
>>松山英樹プロの今後のスケジュールはこちら
松山英樹まとめ【プロフィール/獲得賞金/出場予定/試合結果】
グループ11
ローリー・マキロイ、キャメロン・スミスの2強を抑えて、マッチプレーを得意とするイアン・ポールターが全勝でトーナメントに進出。
マキロイが心配なゴルフでした。。
飛距離を求めたスイングがうまくいっていないのでしょうか。
グループ12
ディラン・フリテッリが勝ち上がり。
期待の若手ザラトリスは、すでにトップ選手の仲間入りしていますね。
今後が楽しみなプレイヤーです。
グループ13
今シーズン好調をキープしてきたビクトル・ホブランが連敗して早々に敗退が決定。
アブラハム・アンサーが良いゴルフを見せていたもののプレーオフで敗れて、ストリールマンがトーナメントに進出。
グループ14
エリック・ファンローエンが、ダニエル・バーガーとのプレーオフを制して、勝ち上がり。
グループ15
今シーズン好調をキープし、復調を見せているジョーダン・スピースが勝ち上がり。
この組は、実力拮抗で混戦が予想されましたが、見事勝ち抜けました。
グループ16
この組も混戦となりましたが、2勝したビクトル・ペレスが勝ち上がり。
総括
グループステージでは、世界ランキング上位者がことごとく敗退する結果となりました。
特に組の中でランク最下位の選手が勝ち上がった組が、16組中8組となっており、番狂わせが普通にある試合ということが良くわかります。
やはりマッチプレーは簡単ではないのでしょう。
実績、経験、得手不得手が大きく影響するため、見どころ満載です。
決勝トーナメント
最終日は、実力者ばかりを相手に勝ち抜いてきた、マット・クーチャーとスコッティー・シェフラーの一戦は特に注目。
シェフラーが先行する展開になるも、クーチャーがタイに戻して17番ホールへ。
17番でシェフラーがバーディーを奪取して1up。
18番は、最後のクーチャーのバーディーパットが外れて決着へ。
決勝戦は、ビリー・ホーシェルとスコッティー・シェフラー!
スコッティー・シェフラーが序盤リードを奪うもボギーで二ホール落としてしまい、その後は差が縮まりませんでした。
この10年でいえば先制したほうが圧倒的有利(負けたのは1回のみ)というデータがあったので、有利かなと思われました。
特にホーシェルはティーショットを曲げてペナルティエリアに入れてしまうという何とも味の悪い落とし方だったので。。
それに動じずに巻き返し、優勝は2014年のフェデックスカップ年間王者のビリー・ホーシェルとなりました。
事前のパワーランキングでも高く評価されていたように、勝負強さを発揮しました。
ザンダー・シャウフェレ、イアン・ポールター、ジョン・ラーム、マット・クーチャーを倒すという、シェフラーの勝ち上がりがとにかくすごかったので、優勝に期待がかかりましたが、残念ながら優勝ならず。
3位決定戦は、マット・クーチャーが勝利しました。
おわりに
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
いかがでしたでしょうか。
今回の記事では、PGAツアー 2020-2021 WGCデルテクノロジーズマッチプレーの結果を紹介しました。
いよいよマスターズまで2週間を切ってきました。
今大会では、ランキング上位選手が軒並み敗退する結果となりましたが、マッチプレーは特殊な競技形式なので、一概に調子を占うことはできないかもしれません。
唯一決勝トーナメントに残ったジョン・ラームあたりは、好調そうで、当然マスターズも狙っていることでしょう。
注目していきたいと思います。
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